アラフォー平凡女子の  一級建築士 挑戦blog

~一級建築士資格に挑戦した3年半の体験記~

一級建築士・二級建築士 試験の難しさの違いは?

二級建築士に受かった人で、次は一級建築士にチャレンジしよう!

と思っている人、結構いると思います。

 

私もそうでした。

 

今回は、二級建築士に比べて、一級建築士はどれくらい勉強を

しないといけないの?どれくらい難しいの?」という疑問について

私の個人的な感想を書きたいと思います。

 

こんにちは、ことりです。

 

私は、2015年(平成27年)に二級建築士に合格し

2022年(令和4年)に一級建築士に合格しました。

 

二級建築士は【学科】は通信講座、【製図】は独学で挑戦し

ストレート合格しました。

 

一級建築士は【学科】は独学2回目で合格

【製図】は一回目は独学で不合格

二回目に、大手資格学校の長期講座に通い、建築資格研究会さんの予測課題も併用し

何とか合格しました。

 

(ちなみに、高学歴ではなく、いたって普通の凡人です)

 

 

 

 

勉強時間の比較

 

一級、二級、両方の勉強時間を比較すると、

【学科】は一級建築士は、二級建築士3倍以上勉強しました。

【製図】は一級建築士は、二級建築士6倍勉強しました。

 

過去問何年分を勉強したか?の比較

 

二級建築士は、過去問8年分を勉強したのに対し

一級建築士は、過去問20年分を勉強しました。

そして、当たり前かもですが、一級建築士の方が

内容も難しいです。

 

また、二級建築士の方は、分からない問題は、答えを丸暗記で

どうにかなっていましたが

一級建築士は、変化球で問われてくるので、丸暗記は通用しませんでした。

過去問20年分の、知識をきちんと理解する必要がありました。

 

二級建築士に合格した知り合いが、苦手な構造の計算問題を全て捨てて

他でカバーをして、点数を稼いでいましたが

一級建築士は、自分が苦手な問題を捨てていると、受かりません。

 

半数以上の人が解ける問題は、自分も必ず解けるように勉強しておかないと

いけませんでした。

 

一級建築士の製図は二級建築士の製図に比べてメンタルやられる

 

私は、二級建築士の【製図】は学科が受かった年に

独学で受かりました。

ちなみに使った教材は

設計製図試験 課題対策集/日建学院教材研究会

・2級建築士試験 設計製図テキスト/総合資格学院

 

この2冊のみです。

 

二級建築士の製図に合格をして

「私、製図得意かも、、✨」

と思っていた私ですが、一級建築士の【製図】では十分苦戦しました。

 

(一級・製図の難しさの感想は、別ブログに書きました)

 

kenchikushi-zyoshi.hatenablog.com

 

一級建築士は、一発アウトといわれているミスや

大減点となりそうなミスの項目が多く

それらのミスのチェックがかなり大変でした。

また、二級建築士に比べて、

要求室が多かったり

空調設備の計画が難しかったり、、

自分のエスキスを確立させるまでにも時間がかかりました。

 

そんなこんなで、

一級建築士の 【製図】では、かなりメンタルがやられました。

勉強している期間のあせりや不安は常にありました。

本試験後も、自分のミスに落ち込み

合格発表まで、不安で押しつぶされそうでした。

 

受かったので結果オーライですが

トラウマになりそうなほど

緊張と不安がありました。

 

とはいえ、二級建築士に受かった人は

統計データ的に、一級建築士に受かりやすいそうです

(大手資格学校情報です)

製図はメンタルがやられますが

みんな同じなので

気持ちを強く持って、挑戦して欲しいです✨

 

このブログが一級建築士を目指す誰かの

少しでもお役に立てれば幸いです✨