アラフォー平凡女子の  一級建築士 挑戦blog

~一級建築士資格に挑戦した3年半の体験記~

一級建築士・学科と製図はどっちが難しいか?

 

一級建築士試験の、学科と製図はどっちが難しいのか?

学科を突破した後、製図は真面目に取り組めば受かるものなのか?

 

こんにちは、ことりです。

 

私は2022年に一級建築士に合格しました。

 

学科は独学で2回目に合格

製図は1回目は、独学で不合格

2回目に大手資格学校に通い、合格しました。

 

私(高学歴ではないです)の感想は

 

「学科も製図もめっっちゃ大変だった、、、」

 

です。

私は、どちらも難しくて、どちらも苦戦しました。

 

今回は、高学歴ではない、ごく普通の私が

一級建築士に挑戦して

なぜ学科も製図もそんなに難しいと思ったのか

個人的な感想を書きたいと思います。

 

   目次

 

 

学科は暗記量が膨大

学科は、計画・環境・法規・構造・施工

5科目ありますが

どの科目も範囲が広く、暗記量が膨大です。

 

過去問20年間分の知識を理解すれば

合格できるといわれていますが

 

過去問20年分の範囲は

かなり広かったです。

 

そして

 

過去問20年分の問題と解答を丸暗記したのでは

合格できません。

 

変化球で問われてくるので

過去問20年分の内容をきちんと理解しなければいけませんでした。

 

学科は各教科の足切り点が設定されている

 

学科は、総合得点が合格基準点以上でも

5科目の中で、1つでも、各教科の足切り点を下回っていれば

不合格になります。

 

なので、どの科目も安定的に点を取れるようにしておかなければいけません。

 

私が合格した年は、計画の難易度が高く

総合得点は基準点を十分上回っていても

計画の足切りにより、不合格になった人が多かったようでした。

 

苦手科目がある人は多いと思いますが

一つの科目の足切り不合格

ということにならないために

どの教科も、十分に内容を理解する必要がありました。

 

運悪く、自分が受験の年に

苦手科目の難易度が高かったりすると

苦手科目の足切り不合格になってしまいます。

 

製図はエスキス手順が人それぞれすぎる

 

私は、学科が合格した年に独学で製図を受験し、不合格

翌年、資格学校に通い、合格しました。

 

資格学校に通えば、受かるエスキス手順を

事細かに教えてくれるのかと期待していましたが

実際は、ざっくりとした手順は教えてくれますが

細かいエスキス手順を手取り足取り教えてくれる訳では

ありませんでした。

 

個人個人で問題を解いていきながら

自分で、エスキス手順を開発(!?)していく感じでした。

 

生徒の中には

細かく手順を書き出して、丁寧にエスキスをする人もいれば

脳内で考えて、少ない書き込みだけでエスキスを終了する人も

いました。

 

資格学校でも「このやり方でエスキスをすれば、絶対に受かる!」

という方法が無いため

自分に合ったエスキス手順を自分で考え、模索し

自分で改良を重ねながら、ベストなやり方を見つけていくしか

方法がないんだと思います。

 

製図は当日の出来による部分もあると思う

 

製図の問題をたくさん解いて

何十枚も描いて、トレーニングをしても

当日、問題の読み間違いや勘違いをしてしまい

それが重大なミスに繋がり

不合格となってしまうことがあります。

 

もちろん、問題の読み間違いや勘違いをしないように

練習課題で日々トレーニングをするわけですが

めちゃくちゃトレーニングをしてきた人でも

本番の緊張や

いつもの練習課題とは違う書き方で問われてくると

読み間違いや勘違いをしてしまう人は

結構いると思います。

 

めちゃくちゃ勉強してトレーニングをしたうえで

合否には若干の運がある

と思うのは私だけでしょうか、、?

 

一級建築士試験の、学科と製図はどっちが難しいのか?

私はどちらも難しく、どちらも十分苦戦しました。

 

でも

学科はすぐに突破できるけど、製図で何年も苦戦する人

学科は何年も勉強したけど、製図は1年目で受かった人

色んなパターンの人がいると思います。

自分がどのパターンか

挑戦してみないと分からないのが、辛いところです。

 

今回は以上です✨