一級建築士【製図試験】スピードアップの為にしていたこと
こんにちは、ことりです。
私は、2021年に製図初受験(独学)で不合格
2022年に大手資格学校に通い合格しました。
製図試験、とても苦戦し、色々と試行錯誤をして何とか合格をすることができました。
一級建築士【製図】の試験時間は6時間半です。
建築を全く知らない知人に
「6時間半も時間があったら、早く終わったら早めに帰れるの?」
と聞かれたことがあります。
早めに帰る人、一人もいないですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
むしろ、6時間半で書き終わらない人も多くいます。
今回は私が合格した年にしていた
6時間半で書き終わる為にしていたことについて書きたいと思います。
資格学校などでよく言われている製図試験の時間割は
課題文の読み取り 20分
エスキス 120分
記述 60分
作図 180分
ミスチェック 10分
です。
まずはこの時間割を目安として
絶対に各工程で時間オーバーにならないように特訓をすることが
大切だと思います。
それぞれの工程での時間オーバーは
後からの時間調整が難しくなります。
そして、ミスチェックの時間だけは短縮せず、最低10分と考えて
できるだけたくさんの時間を確保するようにすると
合格率がぐんとUPすると思います。
そして、各工程で時間オーバーにならず
少しでも時間短縮をしてミスチェックに時間を充てられるように
課題文の読み取りのトレーニング
記述のトレーニング
作図のトレーニング
ミスチェックのトレーニング
と私はそれぞれ単独でトレーニングをしていました。
目次
課題文の読み取りのトレーニング
課題文の構成になれて、スラスラと読めるように
私は、課題文を自分の声で読んでスマホに録音をして
通勤等の移動中に聞いていました。
一般的な課題文を適当に1つ選んで、録音をしていました。
このトレーニングをすることで
課題文の構成や、文の組み立て方に慣れて
練習課題の課題文の読み取りが速くなりました。
また、いつもと違う問いかけや、いつもと違う要求に気づきやすくもなりました。
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エスキスのトレーニング
エスキスが上手くいかないときは
どこでつまずいたのかを、ちゃんと振り返り
その都度エスキス手順を改良していました。
手順化したエスキスを頭に叩き込むために
入浴時など、ちょっとした時間があるときに、頭の中でイメトレをしていました。
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記述のトレーニング
記述は、資格学校で配られる記述のテキストや、練習課題の模範解答例を
自分の声でスマホの録音アプリに録音し
通勤時間にひたすら聞いていました。
記述の問題を見た時に、何を書くかをすぐに思いつき
手が止まることなくすらすらと書けるようにしていました。
必ず60分以内に仕上げるようにし、できれば50分での完成を目指していました。
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作図のトレーニング
作図は、道具を最小限にして
8割以上をフリーハンドにすることで時間短縮をしていました。
また、毎回同じ手順で練習をする事で
迷いなくすらすらと書けるようにしていました。
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ミスチェックのトレーニング
ミスチェックはチェックリストを暗記し
作図中に脳内で呪文のように唱えてチェックをしていました。
そして作図が全て終わった後も
再度チェックリストを唱えて、時間がある限りひたすらチェックをしていました。
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製図試験においては
エスキスだけ勉強したり、作図ばっかり練習をしてもダメです。
課題文の読み取り、記述、ミスチェック、それらを含めて
それぞれを抜かりなくトレーニングすることで全体的なスピードアップ
を図りました。
私は合格した年の本試験では、最終的に40分のミスチェック時間を
確保することができました。
今回は以上です✨
このブログが少しでも一級建築士を目指す、誰かのお役に立てれば幸いです✨