アラフォー平凡女子の  一級建築士 挑戦blog

~一級建築士資格に挑戦した3年半の体験記~

一級建築士試験【製図】直前と当日の出来事・注意すること②

こんにちは、ことりです。

 

私は2022年に一級建築士合格しました。

 

学科は独学で2回目に合格

製図は1回目は、独学で不合格

2回目に大手資格学校に通い、合格しました。

 

今回は、かなり緊張しやすい、凡人の私が

「本試験前と当日は何をしていたのか?」

 

について、私が、製図試験に合格した年にしていたことを

書きたいと思います。

 

本試験2週間前と前々日についてはこちらで↓

 

kenchikushi-zyoshi.hatenablog.com

 

     目次

 

 

本試験、前日にしていたこと・注意すべきこと

 

本試験前日は、仕事を休みにしていました。

 

朝はゆっくり起きて

これまでの練習課題で失敗したことや、ミスの見直しをしました。

 

講師の先生の添削図面の指摘事項や、自分で見つけたミスは

毎回赤ペンで目立つように丸で囲っていたので

本試験では、同じミスはしないという思いで

それらを見直しました。

 

11時頃からは通っていた資格学校に行きました。

 

N学院に通っていましたが、前日は講義はありませんでした。

でも、自習室を開放してくれていたので

過去の練習課題の、解答例の図面をトレースしに行きました。

 

前日は、気持ちがパニックにならないように

新たにエスキスはせず

解答例の図面をトレースすることで、気持ちを落ち着かせて

製図の手順を確認する程度にしていました。

 

講師の先生も、自習室に来てくれていたので

最後に、疑問点や不安な点を質問したりしていました。

 

16時頃自宅に帰りましたが

当日、試験中に食べるお菓子とお茶を買って帰りました。

 

試験会場が、自宅から遠いため

前々日から試験会場に近い、実家に泊まっていました。

 

晩御飯は実家で用意してもらい、早めに食べて

記述の確認や、エスキス手順の確認をしました。

 

その後、製図道具一式の確認をして

その他受験票などの持ち物をチェツクして

持ち物をまとめました。

 

本番、シャーペンの芯が切れて

交換で時間ロスとならないように

新しく、入れ替えたりしました。

 

そして、早めにお風呂に入り、布団に入りました。

 

私、普段なかなか寝れないタイプで

特に次の日緊張することがあったり

旅行先なんかでは

ほぼ寝れないのですが

この日は、布団に入って本を読んで気持ちを落ち着かせていると

(試験に全く関係ない本です)

何とか寝ることができました。

 

(緊張して寝れない人は、無理に寝ようとしなくても

目を瞑って、横になっているだけでも

十分体は休まるそうです)

 

ちなみに、私が  【製図】試験1回目の時は

前日に、普段あまり食べないパイナップルを食べてしまい

パイナップルの酸に胃が反応してしまい

深夜AM2時ころまで、胃の激痛に苦しむ

という事態になりました。

 

本試験前は、万が一を考慮して

普段食べなれていないものは、食べない方が良いです、、

 

本試験、当日のこと・注意すべきこと

 

当日は朝、余裕をもって起きて

製図道具など持ち物の再チェックをし

出発時間直前に、おにぎり🍙を2個食べました。

 

【製図】試験1回目の時は

朝ご飯を少ししか食べず、試験中、体がパワー切れのような

感覚があったので、2回目の時は、しっかり食べました。

 

試験中にお腹が減ったときのために

ラップに包んだ一口おにぎりも準備していました。(結局食べませんでしたが)

 

試験中、トイレに行かなくて済むように

朝から水やお茶を飲みすぎないように気を付けていました。

(6時間半もトイレにも行けない試験って何なん、、って感じですが)

 

実家から、親に送ってもらい

試験会場の開場時間頃に到着しました。

 

試験会場の外に、資格学校の営業さんや、講師の先生が来ており

「緊張します~~💦」という話をして

先生に励ましてもらった記憶があります。

 

その後、試験会場に入ったのですが

ここで注意してほしいことは

製図板をエレベーターの入口でぶつける人

結構います。

派手にぶつけている人、何人か見ました。

 

私も過去に製図板を資格学校の入口でぶつけて

平行定規がスムーズに動かなくなったことがあるので

要注意です。

特に、ペラペラの袋に入れている人(私です)注意してください。

 

そして、試験の部屋に入り、50人くらいの受験生がいる部屋で

私の席は、後ろの方の窓際でした。

 

後ろの方だったので

受験生の様子が見渡せたのですが

男性の多さに、一瞬気持ちが負けてしまいそうになりました。

 

男性と、女性の比率が8:2くらいでした。

 

その後、道具をセッティンぐして

トイレを済まし、再度エスキス手順の確認をして

ゆっくりしていると、気持ちが落ち着いてきました。

 

そして、試験開始3分前には

周りを見渡し

「周りの男共に勝ってやる!!」

と勝手に闘争心をメラメラと燃やし、かなり強い気持ちでスタートを切りました。

 

製図試験は、周りの人との勝負というより

自分との闘いだと思っているのですが

なぜか直前に闘争心が芽生えました(笑)

 

そして、試験がスタートし

課題分の読み取り、エスキス、記述、作図と

手順通りに進み

最終的にチェック時間を40分確保することができました。

 

この時の課題は「事務所ビル」で

この年に初めて、階数指定が無かったのですが

階数指定なしは、資格学校の練習課題でも無かったので

課題文読み取りの時点で、一瞬戸惑いました。

 

が、いつも通りのエスキス手順に当てはめて

何とか冷静を保ち、解き進めることができました。

 

チェック時間が40分も取れたことは今までになかったので

(本試験1か月前で20分くらい)

何か抜けているのではないか?と不安になりましたが

要求室欠落などの、一発アウト案件は何度も確認をし

試験を終了しました。

 

試験終了直後は「できたかも!」と手ごたえを感じていたのですが

 

自宅に帰って、受験生のツイッターを見ていると

何点かミスが発覚し、かなり焦って落ち込んだのを覚えています。

 

後日、資格学校で、本試験のエスキス用紙又は、再現図を見ながらの

先生との面談があったのですが、そこでも減点事項が発覚し

落ち込みました。

 

試験が終了してから、どんどんミスや不安要素がでてきたので

メンタルがやられてしまい、私は再現図は書けませんでした。

(これ以上ミスを確認したくない、、)

 

先生や、お世話になった社員さんに

「再現図、書いて提出しにきてね!」と念押しされたので

貢献したかったのですが、気持ち的に無理でした。

(再現図を集めないといけないノルマがあるのだと思いますが)

 

試験直後は手ごたえを感じていたものの

不安要素がどんどん出てきて

試験後の一週間は気持ち的に、地獄でした😨

(夢に製図が出てくる日々でした。)

 

が、一か月経つ頃には

「落ちていたら、ラストチャンスがんばろう

 人生そんなに甘くない」

と思ってきて、落ちていた場合、次はミスをしないために

何をするかの対策を、具体的に考えて過ごしていました。(ストイックです(笑))

 

結果受かっていてよかったのですが

試験後のメンタルが落ち込んだ日々は

今でも忘れられません。

 

受験生はみんな、それぞれの、合格までのストーリーがあるんだろうなぁと

思います。

 

今回は以上です。

 

本試験でおかしたミスについては↓

 

kenchikushi-zyoshi.hatenablog.com

 

このブログが、少しでも一級建築士を目指す誰かの

お役に立てれば幸いです✨