アラフォー平凡女子の  一級建築士 挑戦blog

~一級建築士資格に挑戦した3年半の体験記~

一級建築士【製図】試験終了~合格発表までの話

こんにちは、ことりです。

 

私は2022年に一級建築士合格しました。

製図は2回受験しました。

学科も製図もとても苦戦し、合格するまで大変だったのですが

気持ち的に、本当に辛かったのは

製図試験が終わってから、合格発表までの2.5か月間でした。

今回は、そんな試験終了~合格発表までの話について書きたいと思います。

 

製図1回目の試験終了~合格発表まで

1回目は独学でした。

 

試験が終わって一週間後、、

試験前にお試しで日建学院の直前模試を受けていたこともあり

日建学院の講師に採点をしてもらいました。

再現図は書かなかったので、エスキスのプランを見ながら

講師の質問(ここはどう書きましたか?など)に答える形で採点をしてもらいました。

 

資格学校のチェックリストをもとに、一通り採点をしてもらいました。

その時、講師から

「一発アウト級のミスが無いから、もしかしたら受かっているかも、、?」

と言われました。

 

しかし、一発アウト級のミスは無いということではありましたが

減点が大きそうなミスがいくつもあったので

自分的には今回は合格は難しそうな気がする、、

とかなり落ち込んで帰ったのを覚えています。

 

でも、奇跡的に受かっていないかな、、などと

かすかな希望を持っていました。

 

そして、1回目は独学で挑戦をしましたが

もし落ちたら、2回目は資格学校に通うことを決めていました。

「全力で頑張ったけど、製図を独学で受かる人は聞いたことがないし

落ちていても想定内、しょうがない」と思うようにしていました。

 

そんなこんなで2,3週間後には頭を切り替えて

製図から離れて過ごしていました。

(ちなみに、この間に長年付き合った彼氏とお別れをしました(・。・;

そして速攻で婚活をして、運よく新彼氏ができました✨)

 

でも暇さえあれば、奇跡的に受かっていないかな、、独学で受かったら

自慢しよう!などと頭の中で試験結果の事を考えていました。

 

そんなこんなであっという間に2.5か月が過ぎ、合格発表の日になりました。

 

会社のパソコンから自分で確認をしましたが

結果は不合格でした。

独学だったし、仕方ないか、、と自分に言い聞かせました。

その日のうちに日建学院の営業さんから電話があり

2回目は長期講座に通うことになりました。

 

製図2回目の試験終了~合格発表まで

2回目は日建学院の長期講座に通いました。

私は、年明けの1月から試験日までずっと本気モードで勉強をしました。

 

華々しい学歴のない凡人の私ですが

人生で一番勉強をしました。

 

資格学校で受ける模試は毎回合格圏内でした。

ただし、それがプレッシャーにもなり

模試の成績はいいけど、本番で落ちたらどうしよう、、

といつも不安でした。

 

そして2回目の製図試験が終わりました。

 

試験直後はできたかも!と思いました。

しかし、その日の夜受験生のTwitterを見て、後退距離書き忘れのミスが発覚

その後2,3日間で続々とミスが発覚していきました。

 

試験終了後3日目くらいに講師との面談がありました。

講師からは、一発アウト級のミスはないから大丈夫じゃない!?とのことでした。

しかし、自分的にすごく気になるミスがいくつかあったので

落ちている可能性は十分あるなと思っていました。

 

始めの一週間は、何をするにも、試験の製図の事が思い浮かび

ミスが発覚するたびに、恐怖を覚えていました。

寝るときは目を瞑ると製図の事が思い浮かび

夢にも見て、早朝に目が覚めるといった感じでした。

 

2回目の試験が終わって1、2週間は気持ち的に本当に

地獄の日々でした。

 

1、2週間が過ぎても毎日毎日

あれはどう描いたっけ?と頭の中に浮かんでくるし

落ちていたら次はどのように勉強をしたらいいのか分からない、、

と不安になるし、暇さえあれば落ちた時のことを考えていました。

メンタルがやられてしまい、再現図も描けませんでした。

 

1回目の試験後にできた彼とはすでに婚約・同棲をしていたのですが

落ちていたら来年以降また資格学校に通うことになるし

迷惑をかけるな、、と思っていました。

 

そんなこんなで気持ちが落ち込んだ状態のまま合格発表の1か月前になりました。

 

こんなに落ち込んだまま、本当に不合格だったら受け止めきれない、と思い

考え方を改めることにしました。

 

合格率の低い試験だから落ちていてもしょうがない

人生そんなに甘くない!

 

と思うようにしました。

そして、最後の一か月間は

もし落ちていた場合、次はどんな感じで勉強をするか

プライベートな予定はどうするか(結婚など)

を、具体的に冷静に考えていました。

 

受かっていたらラッキーくらいの気持ちでいるようにしていました。

 

そして1か月が過ぎ、合格発表の日になりました。

 

仕事で合格発表時間にスマホを見れず

しばらくして営業さんからの電話で結果を知りました。

 

結果は合格、受かっていましたよー!と聞いた瞬間

やったー!助かった――!!

と思いました。

 

落ちていてもしょうがないと思うようにはしていましたが

アラフォー(女)の私は、今後の人生プランを考えると

本音ではどうしても今年受かりたかったのです。

本当に助かりました、、

 

試験後の2.5か月間は、とても長く感じられて

気持ち的にも辛い日々でした。

きっと受験生みんなそれぞれ事情があり

試験後は、みんな気持ち的にしんどい日々を送っているのだろうなと思います。

 

今回は以上です✨

このブログが少しでも一級建築士を目指す誰かのお役に立てれば幸いです✨